保湿しても続く、かかとのひび割れ|削る前に知りたいケアと受診の目安
更新日:2026-09-13
保湿しても続く場合は「もっと削る」前に原因の確認を
かかとの乾燥には日常の保湿ケアが役立ちます。ただし、保湿してもひび割れが続く場合は、乾燥以外の原因も考えられます。原因の診断や薬による治療は医療機関の役割です。足プロでは日常のお手入れをケアとして相談できますが、ひび割れの原因を診断したり、病気を治療したりするものではありません。
「毎日クリームを塗っているのに硬い」「かゆくないから乾燥だと思っていた」。こうしたときは、保湿方法や履物を見直すことと、皮膚科で原因を確認することを分けて考えましょう。

日常のかかとケアで確認したい3つのこと
1.傷のない乾燥部への保湿を続けていますか?
英国のSouth Tees Hospitals NHS Foundation Trustは、乾燥したかかとに、入浴後など毎日保湿することを案内しています。足指の間は洗った後によく乾かし、クリームで湿らせ続けないようにします。同病院の足の皮膚ケア情報
使った製品や頻度をメモしておくと、ケア方法を振り返りやすくなります。製品を塗ると赤くなる、しみるなどの刺激が出る場合は使用を中止し、医師や薬剤師へ相談してください。出血や深い亀裂がある部分を、通常の乾燥肌と同じように扱わないことが大切です。

2.かかとが露出する履物ばかりになっていませんか?
同病院は、かかとが露出する履物も、かかとの乾燥や亀裂に関係する要因として挙げています。普段の履物を振り返り、かかとに負担がかかっていないか確認しましょう。South Teesの説明
靴を変えるだけでひび割れがなくなるわけではありません。保湿や履物の見直しは日常のケア、長く続く症状の原因確認は医療、と分けて考えます。

3.削りすぎたり、皮膚を引っ張ったりしていませんか?
硬いところが気になっても、刃物で切り取る、割れた皮膚を引っ張る、傷になるまで削ることは避けてください。RDaSH NHS Foundation Trustも、硬い皮膚を鋭い道具で切り取らないよう案内しています。RDaSH「Ageing feet」
毎日のお手入れは、既存のかかとケア記事でも紹介しています。本記事は、お手入れを続けても症状が残る場合に焦点を当てています。

ここからは医療の役割:かゆくなくても病気がある場合があります
足白癬、いわゆる水虫には、かゆみが目立たず、足裏の皮膚が硬くなったり、ひび割れたりするタイプもあります。日本皮膚科学会は、角質増殖型ではかゆみがなく、ひび割れで痛むこともあると説明しています。日本皮膚科学会「足白癬の症状」
ただし、「保湿しても続く」「かゆくない」というだけで足白癬だと決めることはできません。白癬かどうかは皮膚などを採取して菌の有無を調べ、医療機関で判断します。日本皮膚科学会「白癬の診断」
写真やインターネットの説明を診断の代わりにせず、長く続く症状は皮膚科で相談しましょう。市販薬を使うか迷う場合も、医師や薬剤師へ確認してください。
傷・出血・腫れがある場合は、ケアより医療相談を優先
出血する亀裂、腫れ、強い痛み、膿などがある場合は、角質ケアの予約より医療機関への相談を優先してください。急速に悪化する場合は、速やかに受診しましょう。
糖尿病、血流の問題、足の感覚低下がある方は、自己処置の前にかかりつけ医へ相談してください。国立長寿医療研究センターは、糖尿病では靴擦れや爪切りの傷などが足病変のきっかけになると説明しています。同センター「フットケア外来」

盛岡の足プロに相談できるのは、日常のお手入れ
医療上の確認が必要な状態ではないかを踏まえ、「保湿を続けにくい」「足裏の硬い部分のお手入れについて聞きたい」など、日常の困りごとをお伝えください。足プロは盛岡のモナカ1階で、爪・角質ケアを案内しています。足プロ公式サイト
受診した方は、医師の説明や指示もお伝えください。施術できるかどうか、どのようなケアに対応しているかは、予約・お問い合わせで確認できます。足プロは、痛みや傷をつくらないことを目指し、本人の意思と尊厳を大切にするケアを理念としています。

よくある質問
かかとのひび割れは、サロンで削れば治りますか?
角質のお手入れと、ひび割れの原因を診断・治療することは別です。症状が続く場合や傷がある場合は、先に医療機関へ相談してください。
保湿と受診は、どちらか一つを選ぶものですか?
いいえ。日常の保湿と、原因を確かめる医療相談は役割が異なります。受診後は医師の指示に従い、必要な日常ケアを続けましょう。
まとめ
かかとのケアは、保湿・履物の確認・削りすぎないことが基本です。それでも症状が続くときは、ケアを強める前に医療機関で原因を確認しましょう。足プロは病気の治療ではなく、日常の足のお手入れを相談する場所です。
この記事は一般的なケア情報です。個別の病気の診断・治療は医療機関へご相談ください。参考ページ確認日:2026-09-13。
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※足プロのケア・講座は、病気の診断や治療を行う医療行為ではありません。強い痛み、急な腫れ、出血、化膿、発熱などがある場合や、糖尿病・血流障害などで通院中の方は、自己判断せず医療機関へご相談ください。


