なぜ盛岡で足プロを始めたのか?2003年の出会いから地域の学びへ
盛岡で足プロの活動を続ける理由は、爪をきれいに整えることだけではありません。自分で足の爪を切れない方、家族の足をどう支えればよいか迷う方、看護・介護の現場で安全な判断を学びたい方が、必要な相談先と学びにたどり着ける地域をつくることです。
足プロの原点として公式サイトと公開資料で確認できるのは、2003年に足の健康とフットケアに関する記事に出会ったことです。その後、講演会、教室、NPO活動、店舗、講座へと取り組みが広がりました。この記事では、確認できる事実と現在の活動を分けて紹介します。個別のケア経験を治療効果の証明として扱うものではありません。
1.原点は2003年、足の健康を知ったこと
足プロ公式サイトの代表挨拶には、2003年に足の健康とフットケアに関する記事に出会ったことが、現在につながる原点として紹介されています。当時、足の爪や足裏の手入れを地域の中で学び、相談する機会は、今よりも身近ではありませんでした。
足の爪は小さな部分ですが、本人にとっては「靴を履くと痛い」「自分では切れない」「家族に頼みにくい」という生活の困りごとになります。反対に、支える家族や専門職には、「どこまで自分がしてよいのか」「病院へ相談する状態ではないか」という迷いがあります。足プロの活動は、こうした双方の困りごとを見える形にするところから始まりました。

2.最初の講演会から、学びの場へ
折笠本人の公開動画による回想では、最初の講演会には約200人が集まり、その後、教室という継続的な学びの場へ進むまでに約2年を要したと説明しています。この人数や期間は法人設立年を示すものではなく、本人が活動の初期を振り返った情報です。
一度の講演で関心を持っても、家庭や現場で安全に実践するには、観察、衛生、道具の扱い、本人への説明、行わない判断を繰り返し学ぶ必要があります。だからこそ、イベントだけで終わらず、学び続けられる場をつくることが重視されました。

3.「切る技術」だけでは足りないと考えた理由
爪切りの道具を扱えることと、目の前の人に安全にケアを行えることは同じではありません。赤み、腫れ、熱感、傷、出血、膿、強い痛みなどがあれば、切ることを急がず医療へつなぐ必要があります。糖尿病や血流の問題、感覚低下、服薬など、爪だけを見ても分からない背景もあります。
足プロの講座では、技術だけでなく、足全体を見ること、本人の困りごとを聞くこと、病変が疑われるときに進めないことを大切にしています。これは、ケアが医療の代わりになるという意味ではありません。むしろ、ケアと医療を分けることが、安全な支援の土台です。

4.家庭と地域へ広げるNPOの活動
盛岡市のNPO法人一覧では、「特定非営利活動法人日本在宅フットケア普及協会」が確認できます。公式の活動記録では、人材育成、普及啓発、地域で足に関心を持つ機会づくりを進めてきました。NPOの活動と、株式会社が運営する店舗・講座は、同じものとしてではなく、それぞれの役割を分けて説明する必要があります。
家庭で足を見る習慣を広げることは、家族が病気を診断することではありません。「いつもと違う」に気づき、無理に切らず、医療や専門職へ相談できることが目的です。地域の普及活動では、ケアの技術以上に、相談へつなぐ共通言語を育てる意味があります。

5.盛岡の店舗は、相談につながる入口
盛岡の足プロ店舗は、爪や角質など、疾病・外傷等が疑われない範囲の日常的なお手入れを相談する場所です。病気の診断や治療を行う医療機関ではありません。傷、出血、化膿、急な強い痛み、感染が疑われる変化などがある場合は、ケアの予約より医療機関への相談を優先します。
店舗では、見た目を整えることだけを目的にせず、本人が何に困っているか、靴を履くときに当たるか、自分で手が届くか、通院中の病気があるかを確認します。対応できる範囲を超える場合は、無理に進めません。

6.2026年、研修・セミナーの新しい拠点へ
2026年、盛岡市茶畑に事務所・研修・セミナーの拠点を整えました。受講を考える方が、足の模型、器具、施術用椅子、実習テーブルなどを使いながら、落ち着いて学べる環境づくりを進めています。盛岡八幡宮に近い場所で、東北各地から集まる学びの場を目指しています。
会場設備があるだけで、安全な技術が身につくわけではありません。少人数で質問できること、講師が観察できること、実技の前後に衛生と判断を確認できることが重要です。今後、プロによる会場写真へ差し替える場合も、設備を過大に見せず、実際の学習環境が伝わる写真を使用します。

7.足プロが行うのは医療ではなくケアです
足プロは、病気の原因を調べ、診断し、治療する医療機関ではありません。疾病・外傷等が疑われない範囲の爪・角質、清潔、保湿など、日常のフットケアを扱います。医療連携とは、店舗が医療を行うという意味ではなく、医療が必要な状態を無理にケアせず、適切な相談へつなぐことです。
また、足プロのサービスを「あん摩・マッサージ・指圧」と表示しません。これらは法令上の国家資格に関わる名称です。足プロでは、触れるケア、保清、保湿、爪・皮膚・靴の観察など、対応可能な範囲を明確に説明します。
8.これから学びたい方へ
家族の足を安全に見たい方、看護・介護の現場で学び直したい方、将来の仕事として検討したい方では、必要な講座が異なります。最初から資格名だけで決めず、体験1日講座、爪切りマイスター®基礎講座、メディカルフットケアワーカー資格講座の対象と順番を確認してください。
メディカルフットケアワーカー資格講座の申込みは、爪切りマイスター®基礎講座の受講後です。日程、費用、受講条件は公式ページの最新情報をご確認ください。
9.まとめ
足プロを始めた理由は、爪を切る場所を増やすことだけではなく、足の困りごとを話せる人、学ぶ人、医療へつなぐ人を地域に増やすことです。2003年の出会いから、講演会、NPO、店舗、講座、研修拠点へ。活動の形は変わっても、本人の意思を尊重し、痛みや傷をつくらないことを目指し、医療とケアを分ける姿勢を続けます。
10.出典・関連ページ
- 足プロ公式サイト(代表挨拶・活動方針)https://ikigai-support.com/
- 足プロ「店舗のご案内」https://ikigai-support.com/trea_info/
- 足プロ「講座のご案内」https://ikigai-support.com/course/
- 足プロ「【折笠の歩み①】足の健康を、生きがいへ」https://ikigai-support.com/2026/09/03/orikasa-footcare-story-1/
- 足プロ「【折笠の歩み②】家庭と地域へ、足のケアを」https://ikigai-support.com/2026/09/03/ashipro-community-footcare-2/
- 足プロ「【折笠の歩み③】足を支える人を育てる」https://ikigai-support.com/2026/09/03/ashipro-footcare-courses-future-3/
- 盛岡市「所管NPO法人一覧」https://www.city.morioka.iwate.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/001/946/20251223.pdf
- 折笠無我「orikasa_houkoku2022」https://youtu.be/9qjOMm0keuw
資料確認日:2026-10-13。本人の回想に基づく内容と、公的・公式資料で確認した事実を分けて記載しています。
足の悩みを、ひとりで抱えないでください
ケアを受けたい方も、学びたい方も。足プロが次の一歩を支えます
足プロは、盛岡市中ノ橋通のフットケア専門店と、足の知識・ケア技術を学ぶ講座を運営しています。目的に合う案内をお選びください。
※足プロのケア・講座は、病気の診断や治療を行う医療行為ではありません。強い痛み、急な腫れ、出血、化膿、発熱などがある場合や、糖尿病・血流障害などで通院中の方は、自己判断せず医療機関へご相談ください。


